前十字靭帯を高校1年生の時に断裂しながらも、部活を続けた私の体験談[説明動画付き]
今回は題名の通り、私が高校1年の7月に前十字靭帯を断裂して、特別な治療を施すも完治せずに、部活を継続したかったあまり怪我をしたままの状態で、高校2年間の部活を乗り越えた時の話をしたいと思います。
①前十字靭帯とは?
皆さんたまに耳にする言葉だとは思うのですが、前十字靭帯とは膝にある骨と骨を繋いでいる筋のことです。
よくスポーツ選手がこの靭帯を断裂して手術を受けるという話を耳にします。例えば、フィギュアスケートの高橋大輔選手は以前に断裂を経験しています。
この靭帯が断裂してしまうと、本来であれば手術をしなければなりません。もし手術を受けなければ、激しい運動時に膝がずれて激痛が走り、半月板と呼ばれる膝の骨の間にあるクッションのような役割を果たしている組織が、損傷してしまいより重症になってしまします。
②前十字靭帯断裂はどのようにして起こったのか?
私は前十字靭帯をテニス中に断裂しました。高校1年の夏にダブルスの練習試合をしていて、ターンをした時に膝がずれる感覚があり、次の瞬間激痛が走りました。
今まで感じたことのない痛みで、10分程度倒れこんでしまいました。
その後一旦は痛みが和らいだものの、次の日テニスをしてみると、また同じように膝がずれて、激痛が走ったので、何かがおかしいと思い、病院に行ってみると前十字靭帯断裂と宣告されました。
普段であればターンの時に膝をひねったりはしないのですが、その時はちょうど足を前に出して、体に体重を乗せる練習をしていたので、無理に足に負荷をかけてしまし、その負荷に耐えられずに断裂してしまったのでないかと考えています。
③前十字靭帯断裂を完治させるまでにどれくらいかかるのか?
私は結局大学1年生の時に手術を受けたのですが、手術を受けてから完治するまでにかかった時間として、大体8ヶ月程度だったと思います。
手術から1週間程度するとリハビリが始まり、2週間後には簡単に歩けるまでにはなっています。
それから3ヶ月間は同じようなリハビリを繰り返して、それ以降は軽く走ったり、ジャンプしてみたり、本格的にリハビリが始まります。
それから大体半年ほどして、ようやくテニスに復帰できるレベルになっていました。
私の場合は留学の関係もあって、早めに完治できるようお願いしてリハビリを進めていたのですが、本来であれば1年間は手術から完治までにかかるようです。
④私が前十字靭帯を損傷しながらも部活を最後まで続けた結果
結局高校1年生の時に損傷してから、3ヶ月間は部活を休んで、手術以外の方法で治る手立てはないか両親と一緒に考え、九州の病院で保存療法で靭帯が再建する治療法を実践しているドクターがいたので、その方にお願いしてその治療を受けました。
しかしその治療は1年間運動をしてはいけないというもので、さらに再建されるであろう靭帯の耐久性は手術に比べてだいぶ落ちるということもあり、途中でやめてしまいました。
そして、サポーターをした状態であればなんとかできるのではないかと思い、部活に復帰しました。
結果的に部活の残り1年半の間、私は大きな痛みを伴わずに続けることができました。
たまに軽く膝がずれる感覚と共に、痛みがありましたが、大した痛みはなかったので問題ありませんでした。
まとめ
前十字靭帯を損傷している状態で2年間くらい運動を続けてきましたが、これを続けていると半月板や膝のその他の部位に悪影響を与えかねないので手術を受けました。
今では以前のように、ハードな運動も可能になりました。
そして2度とこのような故障をしたくないと、準備運動をしっかりとするようにしました。準備運動をするのとしないのとでは、運動中の故障のリスクが50%近く減少することがわかっています。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
*より詳しくこの話を聞きたいという方は、
youtubeに私の動画がアップされていますので、
ぜひ見てみてください!
[スポーツマン必見]前十字靭帯断裂!高校テニス部の2年間を乗り切った体験談